この記事でわかること
- 住宅ローンは「事前審査 → 本審査 → 契約 → 融資実行」の順に進む
- 事前審査は最短即日〜数日、本審査は1〜2週間程度かかる
- 審査では年収・返済比率・勤続年数・信用情報・健康状態(団信)が見られる
初めての住宅ローンは、聞き慣れない手続きが多く不安に感じる方も多いでしょう。実際には流れが決まっているため、全体像をつかんでおけば落ち着いて進められます。 本記事では、申込から融資実行までのステップ、事前審査と本審査の違い、必要書類、審査のチェックポイントを順に解説します。
申込から融資までの流れ
住宅ローンは物件探しと並行して進めます。一般的な流れは次の6ステップです。
STEP 1情報収集・金利の比較
複数の金融機関の金利・手数料・団信の条件を比較します。変動・固定どちらにするかの方針もこの段階で考えます。
STEP 2事前審査(仮審査)の申込
気になる物件が見つかったら、年収や信用情報をもとに「いくら借りられそうか」を確認する事前審査を申し込みます。最短即日〜数日で結果が出ます。
STEP 3売買契約・本審査の申込
事前審査が通ったら物件の売買契約を結び、正式な本審査を申し込みます。物件の詳細書類も提出します。
STEP 4本審査
提出書類の確認に加え、物件の担保評価・団信の加入可否などを含めた詳細審査が行われます。1〜2週間程度かかります。
STEP 5金銭消費貸借契約(金消契約)
本審査に通ったら、金融機関と正式な借入契約を結び、団信の加入手続きを行います。
STEP 6融資実行・引渡し
決済日に融資が実行され、売主への支払い・物件の引渡し・所有権移転や抵当権設定の登記が行われます。ここから返済がスタートします。
事前審査と本審査の違い
住宅ローンには「事前審査(仮審査)」と「本審査」の2段階があります。役割が異なるため、それぞれの違いを理解しておきましょう。
| 項目 | 事前審査(仮審査) | 本審査 |
|---|---|---|
| 目的 | 借入可能かの簡易確認 | 正式な融資可否の判断 |
| かかる期間 | 最短即日〜数日 | 1〜2週間程度 |
| 主な確認内容 | 年収・勤務先・信用情報・他社借入 | 詳細書類・物件の担保評価・団信加入可否 |
| 提出書類 | 少なめ(本人確認・収入の概算) | 多め(収入証明・物件資料・住民票等) |
| タイミング | 物件の購入申込前後 | 売買契約の締結後 |
※金融機関により運用は異なります。2026年6月時点の一般的な流れ。
POINT
事前審査は複数行に申し込んでOK
必要書類一覧
本審査では主に次の書類が必要になります。事前に準備しておくと手続きがスムーズです。
- 本人確認書類:運転免許証・マイナンバーカード等
- 収入証明書:会社員は源泉徴収票・住民税決定通知書、自営業は確定申告書2〜3期分
- 物件関連書類:売買契約書・重要事項説明書・登記事項証明書・物件パンフレット等
- 住民票・印鑑証明書
- 健康状態の告知書:団信加入のための告知(必要に応じて健康診断結果)
審査でチェックされるポイント
住宅ローンの審査では、主に以下の項目が確認されます。申込前にできる対策もあわせて押さえておきましょう。
- 完済時年齢:80歳未満を条件とする金融機関が多い。
- 健康状態:団信に加入できることが原則。持病がある場合はワイド団信も検討。
- 年収・返済比率:年間返済額が年収の25〜35%以内が目安。
- 勤続年数:同一勤務先で1〜3年以上が望ましい(自営業は2〜3期分の申告)。
- 信用情報:クレジットカードやローンの延滞がないこと。申込前に他の借入を減らすと有利。
- 物件の担保評価:購入物件の資産価値も審査対象になる。
CHECK
申込前にできる対策
まとめ
住宅ローンは「事前審査 → 売買契約・本審査 → 金消契約 → 融資実行」という流れで進みます。事前審査は複数行で比較し、本審査では必要書類を早めに準備するのがスムーズに進めるコツです。 審査では年収・返済比率・勤続年数・信用情報・健康状態が見られます。申込前に借入を整理し、無理のない返済計画を立てて臨みましょう。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。審査基準・必要書類は金融機関により異なります。最新情報は各金融機関の公式サイトでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
