「また10月に値上げ?何が上がるの?」
2026年は、年初から食品を中心に値上げが続いています。
一時は落ち着く見通しもありましたが、10月以降、再び値上げの動きが出てくる可能性が指摘されています。
特に注目されているのが、加熱式たばこ税の完全移行(第2弾)と、包装材コストの上昇です。
この記事では、2026年10月に値上げが予想される商品、その背景、そして今からできる具体的な節約対策まで、わかりやすく解説します。

2026年10月の値上げリスク一覧
カテゴリ別の値上げ可能性
10月に値上げが予想される主なカテゴリをまとめました。
| 商品カテゴリ | 値上げ可能性 | 主な理由 |
|---|---|---|
| 加熱式たばこ | 高 | 税制改正(完全移行) |
| 飲料 | 中 | 包材コスト |
| 菓子類 | 中 | 原材料高 |
| 加工食品 | 中 | 人件費・物流費 |
| 日用品 | 中 | 原材料高 |
| 外食 | 低〜中 | 人件費 |
この中で確定しているのは加熱式たばこの増税です。その他は原材料費や物流費の動向によって変わる可能性があります。
注目①:加熱式たばこ税の完全移行(10月)

2026年は2段階で増税|10月が第2弾
加熱式たばこは、2026年に2段階で増税されます。
【増税スケジュール】
・2026年4月:第1弾(旧方式と新方式の折衷換算)
・2026年10月:第2弾(新方式に完全移行)
つまり、2026年4月から9月は移行期間で、10月からは新しい課税方式に完全に切り替わるわけです。
なぜ加熱式たばこが増税されるのか
【増税の背景】
・防衛力強化の財源確保
・紙巻きたばこと加熱式たばこの税負担格差の是正
これまで加熱式たばこは、紙巻きたばこに比べて税負担が低く抑えられていました。
この優遇を段階的に解消し、加熱式たばこの税率を紙巻きたばこと同等水準まで引き上げるのが今回の改正です。
主要銘柄の値上げ動向
2026年4月の第1弾では、各メーカーが値上げを実施しています。
| 銘柄 | 改定前 | 2026年4月改定後 |
|---|---|---|
| IQOS(テリア) | 580円 | 620円 |
| Ploom(メビウス) | 520円 | 550円 |
※価格は主要銘柄の一例です。実際の価格改定はメーカー発表をご確認ください。
10月の第2弾では、さらなる値上げが見込まれます。
最終的に、2029年4月までの段階的増税により、たばこ1箱の価格は700円前後となる可能性があります。
1日1箱吸う人の負担増
【加熱式たばこを1日1箱吸う場合の試算】
・数年後には年間で約2万5,000円の支出増
・月あたり約2,000円の負担増
たばこ代の増加は、単なる嗜好品の値上がりにとどまらず、家計全体の見直しのきっかけになります。
注目②:包装材・物流費の上昇

石油化学原料・物流費の上昇
2026年後半にかけて懸念されているのが、包装材や物流のコスト上昇です。
石油化学原料価格や物流費の上昇により、プラスチック包装材のコスト増加が懸念されています。
特に物流費は、ドライバー不足や燃料費の影響を受けやすく、商品価格に波及しやすい要素です。
帝国データバンクも、「年後半に値上げラッシュが再燃する可能性」を指摘しています。
影響を受ける可能性のある商品
包装材を使う商品は幅広く、以下のようなものが影響を受ける可能性があります。
【影響が予想される商品】
・ペットボトル飲料
・食品のプラスチック容器・包装
・日用品(洗剤、シャンプーなどの容器)
・冷凍食品の包装
・お菓子の袋・パッケージ
つまり、スーパーやコンビニで買う商品の多くが、間接的に影響を受ける可能性があるわけです。
2026年10月に値上げが予想される食品一覧

食品カテゴリ別の値上げ可能性
「食品」と一口に言っても、カテゴリによって値上げの可能性は異なります。
| 商品群 | 値上げ可能性 |
|---|---|
| 調味料 | ★★★ |
| 冷凍食品 | ★★★ |
| 飲料 | ★★★ |
| 加工食品 | ★★★ |
| 菓子類 | ★★ |
| 日用品 | ★★ |
2026年前半の値上げ状況
2026年前半は、値上げペースが一時的に落ち着いていました。
【2026年前半の状況】
・1〜4月の値上げ品目:3,593品目(前年同期から約4割減少)
・5月:61品目に急減
・6月:559品目
・7月:597品目(予定)
大規模な値上げラッシュは一時的に収束する見通しでしたが、年後半にかけて再び増える可能性が指摘されています。
今からできる節約対策7選

10月以降の値上げに備えて、今からできる具体的な対策を紹介します。
対策1:価格比較アプリを活用する
同じ商品でも、店舗やタイミングによって価格が異なります。
【活用方法】
・Amazon・楽天・Yahooの価格を横断比較
・値下がりやクーポン発生時に通知を受け取る
・値上がりした商品ほど、セール時の値下がり幅が大きくなる傾向
安くなったタイミングでまとめ買いするのが効果的です。
▶︎ Amazonで価格をチェックする
▶︎ 楽天市場でセール情報を確認する
▶︎ Yahooショッピングでクーポンを探す
対策2:値上げ前のまとめ買い(保存可能品)
値上げが予想される商品のうち、長期保存できるものは値上げ前に購入しておくのも一つの方法です。
【値上げ前に買っておきたい商品】
| 商品 | 保存期間の目安 |
|---|---|
| パスタ・乾麺 | 1〜3年 |
| 缶詰 | 2〜3年 |
| レトルト食品 | 1〜2年 |
| 洗剤 | 約3年 |
| トイレットペーパー | 長期保存可 |
| ティッシュ | 長期保存可 |
【注意点】
・賞味期限に注意
・買いすぎて使い切れないと逆に無駄に
・保管スペースを確保できる範囲で
▶︎ Amazonで日用品をまとめ買いする
▶︎ 楽天市場で保存食品を探す
対策3:ポイント還元を最大化する
クレジットカードやキャッシュレス決済のポイント還元を活用しましょう。

【ポイント活用のコツ】
・高還元率のクレジットカードを使う
・ポイントアップキャンペーンの日にまとめ買い
・複数のポイントを「二重取り」する
・貯まったポイントで日用品を購入
【効果の例】
・月5万円の買い物で還元率1%なら、月500円分のポイント
・年間6,000円分の節約に
クレジットカードの選び方については、当サイトのクレジットカード関連記事も参考にしてください。
対策4:電力・ガスのプランを見直す
光熱費は家計に占める割合が大きいため、プラン見直しの効果も大きくなります。
【見直しのポイント】
・電力会社・ガス会社の乗り換えを検討
・電気とガスのセット割引を活用
・使用量に合った料金プランを選ぶ
・燃料費調整額の動向をチェック
【効果の例】
・年間3,000円〜13,000円の削減も可能
電気料金の節約については、当サイトの電気料金関連記事もあわせてご覧ください。
対策5:プライベートブランド(PB)商品を活用
スーパーやコンビニのプライベートブランド商品は、ナショナルブランドより安価です。
【PB商品のメリット】
・ナショナルブランドより20〜40%安いことも
・品質も年々向上している
・調味料、加工食品、日用品など幅広い
【活用のコツ】
・まず日用品や調味料から試す
・気に入ったものをリピート
・全部をPBにする必要はなく、こだわりのない商品から
対策6:食品ロスを減らす
買った食品を無駄にしないことも、立派な節約です。
【食品ロス削減のコツ】
・買い物前に冷蔵庫の中身を確認
・必要な分だけ買う
・使い切れる量を意識する
・余った食材は冷凍保存を活用
・賞味期限の近い見切り品を上手に使う
【効果】
・一般的な家庭の食品ロスは年間で数万円相当とも言われる
対策7:禁煙を検討する(喫煙者の場合)
加熱式たばこの増税が続く今、禁煙は健康面・経済面の両方でメリットがあります。
【禁煙による節約効果】
・1日1箱で年間20万円以上の支出(700円×365日)
・今後も値上げが続くため、節約効果はさらに拡大
・健康面のメリットも大きい
【禁煙のサポート】
・保険適用の禁煙外来を利用
・禁煙補助薬(バレニクリン)の処方も再開
・スマホアプリでの禁煙サポートも
値上げのタイミングは、禁煙を始めるきっかけにもなります。
家計防衛ランキング|効果の高い対策は?
節約効果と手軽さで見るランキング
7つの対策を、効果と手軽さのバランスでランキングしました。
| 順位 | 対策 | 効果 |
|---|---|---|
| 1位 | PB商品活用 | ★★★★★ |
| 2位 | 食品ロス削減 | ★★★★★ |
| 3位 | 電力見直し | ★★★★ |
| 4位 | ポイント活用 | ★★★ |
| 5位 | まとめ買い | ★★★ |
※禁煙は喫煙者にとって年間20万円以上と効果は最大ですが、対象者が限られるためランキング外としています。
これらを組み合わせれば、年間で数万円〜の節約も十分可能です。
よくある質問(FAQ)

Q1. 10月に値上げされるのは確定なのか?
A. 加熱式たばこ税の完全移行(第2弾)は税制で決定済みです。一方、食品や包装材使用商品の値上げは「懸念」段階であり、メーカーの判断によります。確定情報は各メーカーの公式発表で確認してください。
Q2. 値上げ前に買いだめしても大丈夫?
A. 長期保存できる商品で、確実に使い切れる量であれば有効です。パスタや缶詰、洗剤、トイレットペーパーなどが向いています。ただし、賞味期限切れや保管スペースの問題があるため、買いすぎには注意しましょう。
Q3. 値上げ前に買うべき商品は?
A. 長期保存できるパスタ、缶詰、レトルト食品、トイレットペーパー、洗剤などがおすすめです。ただし、使い切れる量に留め、賞味期限や保管スペースも考慮しましょう。
Q4. 加熱式たばこはいくら値上がりする?
A. 2026年4月の第1弾では、IQOS(テリア)が580円→620円、Ploom(メビウス)が520円→550円に改定されました。10月の第2弾でもさらなる値上げが見込まれ、最終的には700円前後となる可能性があります。実際の価格はメーカー発表をご確認ください。
Q5. 食品の値上げはいつ発表される?
A. 各メーカーは通常、値上げの1〜2ヶ月前に公式サイトやニュースリリースで発表します。帝国データバンクの価格改定動向調査でも、月ごとの値上げ品目数が公表されています。最新情報をこまめにチェックするのがおすすめです。
Q6. なぜ包装材が値上がりするのか?
A. 石油化学原料価格や物流費の上昇により、プラスチック包装材のコストが増加する懸念があるためです。ペットボトルや食品の包装など、幅広い商品に影響する可能性があります。
Q7. 物価対策で最も効果が高いのは?
A. 喫煙者であれば禁煙が最も効果的です(年間20万円以上)。非喫煙者なら、PB商品の活用や食品ロス削減が効果と手軽さのバランスが良いでしょう。
Q8. PB商品は品質が心配なのですが?
A. 近年のPB商品は品質が大きく向上しています。多くは大手メーカーが製造を担っているため、品質面での心配は少なくなっています。まずは調味料や日用品から試してみるのがおすすめです。
Q9. 2027年も値上げは続く?
A. たばこ税については、2027年4月以降も段階的な増税が予定されています。食品や日用品については、原材料費・物流費・人件費の動向次第ですが、当面は継続的な価格改定が常態化する可能性が指摘されています。
関連記事
結論|10月値上げで最も注意したい商品
- 加熱式たばこは10月の増税がほぼ確定
- 食品・飲料・日用品は値上げの可能性あり
- 保存食品や日用品は早めの購入も検討
- PB商品やポイント活用で家計防衛を
まとめ|10月の値上げに今から備える

【2026年10月に値上げが予想される商品】
・加熱式たばこ(税制の完全移行・第2弾/確定)
・包装材使用商品(飲料・食品容器など)
・食品(調味料・冷凍食品・加工食品など)
・日用品
【今からできる節約対策7選】
1. 価格比較アプリを活用する
2. 値上げ前のまとめ買い(保存可能品)
3. ポイント還元を最大化する
4. 電力・ガスのプランを見直す
5. プライベートブランド商品を活用
6. 食品ロスを減らす
7. 禁煙を検討する(喫煙者の場合)
【最後に】
2026年は、年初こそ値上げペースが落ち着いていましたが、10月以降は再び値上げの動きが出てくる可能性が指摘されています。
特に、加熱式たばこ税の完全移行は確定事項であり、喫煙者にとっては大きな負担増となります。
また、包装材のコスト上昇は、私たちが日常的に買う商品に影響する可能性があります。
値上げを完全に避けることはできませんが、今から対策を始めることで、家計への影響を和らげることができます。
できることから一つずつ、今日から始めてみましょう。
家計管理全般については、当サイトの節約術・家計管理関連の記事もあわせてご覧ください。ガソリン価格や電気料金など、生活コストに関する最新情報も随時更新しています。
※この記事は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。値上げの実施時期や価格は変更される場合があるため、最新情報は各メーカーの公式発表をご確認ください。