「ブラインドボックスが欲しいけど、POP MARTとTOPTOYどっちがいいの?」「違いがよく分からない」。今、SNSでも話題のブラインドボックスですが、2大ブランドであるPOP MART(ポップマート)とTOPTOY(トップトイ)、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、両ブランドの特徴、価格帯、人気シリーズ、購入場所を徹底比較します。あなたの好みや予算に合ったブランドを見つけて、ブラインドボックスの世界を楽しみましょう。
ブラインドボックスとは?
まず、ブラインドボックスについて簡単におさらいしましょう。
↓まだブラインドボックス自体を詳しく知らない方は、まずは以下の記事で基本をチェックしてみてください。↓
▶ブラインドボックスとは?大人がハマる理由と人気商品を徹底解説
開けるまで中身が分からないワクワク感

ブラインドボックスとは、購入時に中身が見えない状態で販売されるフィギュアやぬいぐるみのことです。箱を開けるまでどのキャラクターが入っているか分からないため、開封の瞬間のドキドキ感が最大の魅力です。
日本でいう「ガチャガチャ」に近い感覚ですが、より高品質でコレクション性が高いのが特徴です(ブラインドボックスの詳しい仕組みはこちら)。
シリーズとシークレット
通常、1シリーズに8〜12種類程度のキャラクターがラインナップされており、さらに低確率で出現する「シークレット(隠し)」アイテムが存在します。このシークレットを引き当てた時の喜びは格別で、コレクター心をくすぐります。
POP MART(ポップマート)とは

まずは、ブラインドボックス界の王者、POP MARTから見ていきましょう。
ブランドの特徴
POP MARTは、2010年に中国・北京で誕生したデザイナーズトイブランドです。「アートを大衆化する」というコンセプトのもと、アーティストとコラボレーションしたオリジナルキャラクターを中心に展開しています。
2024年の年間収入は130.4億元(約2,600億円)に達し、純利益は前年比185.9%増という驚異的な成長を遂げています。世界各国に直営店を展開し、日本でも渋谷、原宿、心斎橋などに店舗があります。
戦略:オリジナルIP中心の「クローズドな世界観」
POP MARTの最大の特徴は、自社で開発したオリジナルキャラクター(IP)を中心に展開している点です。スマートフォンで例えるなら、Appleのように「自社ですべてをコントロールする」クローズド戦略を取っています。
有名アーティストと独占契約を結び、そのアーティストの世界観を体現したキャラクターを生み出しています。
人気キャラクター
LABUBU(ラブブ):2025-2026年、世界中で大ブレイク中のキャラクター。香港のデザイナーKasing Lung(カシン・ルン)による、北欧の森の妖精をイメージしたキャラクター。少し不気味だけど可愛い、独特の魅力があります。セレブや芸能人も愛用し、入手困難なほどの人気です。
MOLLY(モリー):POP MARTの代表的キャラクター。香港のアーティストKenny Wong(ケニー・ウォン)がデザイン。口がなく、無表情ながら様々な表情を想像させる不思議な魅力があります。シンプルで洗練されたデザインが特徴。
DIMOO(ディムー):中国のアーティストAyan Deng(アヤン・デン)による、頭の上に雲のような髪型を持つ少年キャラクター。内向的で好奇心旺盛な性格設定で、ファンタジックな世界観が人気です。
CRYBABY(クライベイビー):泣いている赤ちゃんをモチーフにした、どこか切なさを感じさせるキャラクター。感情表現が豊かで、共感を呼ぶデザインです。
価格帯
1個あたり:1,200円〜2,000円程度
1BOX(通常8〜12個入り):10,000円〜20,000円程度
手頃な価格でありながら、造形や塗装のクオリティは非常に高く、「アート作品」としての価値があります。
購入できる場所
直営店:東京(渋谷、原宿、池袋)、大阪(心斎橋)、福岡など全国に展開
自動販売機:駅構内や商業施設に設置された「ポップビーンズ」で24時間購入可能
オンライン:公式オンラインストア、Amazon、楽天市場
セレクトショップ:ヴィレッジヴァンガード、ロフト、東急ハンズなど
TOPTOY(トップトイ)とは

次に、急成長中のTOPTOYについて見ていきましょう。
ブランドの特徴
TOPTOYは、2020年に誕生した比較的新しいブランドです。親会社は、日本でもおなじみの雑貨チェーン「MINISO(名創優品、メイソウ)」。世界規模の店舗網と商品開発ノウハウという強力なバックボーンを持っています。
中国全土に100店舗以上を展開し、日本市場への本格進出も計画中です。
戦略:ライセンスIP中心の「オープンなプラットフォーム」
TOPTOYの最大の特徴は、世界中の有名キャラクターとコラボレーションする「オープン戦略」です。スマートフォンで例えるなら、Googleのように「様々なパートナーを巻き込む」プラットフォーム型のビジネスモデルです。
「POP MARTがカバーしていない領域を狙う」という明確な差別化戦略を取っており、既に人気のあるキャラクターを高品質なブラインドボックスにすることで、幅広いファン層を獲得しています。
言わば「おもちゃのセレクトショップ」です。
人気コラボシリーズ
サンリオキャラクター:ハローキティ、マイメロディ、クロミ、シナモロールなど、日本でおなじみのサンリオキャラクターのブラインドボックス。デザインの可愛さと品質の高さで大人気です。
ディズニーキャラクター:ミッキー、ミニー、モンスターズ・インク、スティッチなど、ディズニーキャラクターの高品質フィギュア。公式ライセンス品として信頼性が高いです。
クレヨンしんちゃん:日本の国民的アニメキャラクターもブラインドボックス化。懐かしさと新しさが融合したデザインが人気です。
デザイナーズトイ:世界中のデザイナーが手掛けるオリジナルキャラクターも多数展開。POP MARTに負けない高品質なアートトイも取り扱っています。
価格帯
1個あたり:800円〜1,500円程度
1BOX(通常6〜8個入り):5,000円〜12,000円程度
POP MARTよりやや安価で、ライセンスキャラクターという安心感もあり、初心者にも手を出しやすい価格設定です。
購入できる場所
日本国内:2026年2月現在、日本に常設の直営店はまだありません。ただし、ポップアップストアが不定期で開催されています。
オンライン:公式オンラインストア(gotoptoy.com)、日本の正規取扱店(7sGood、Kouhigh Toys、ToyDonutShopなど)
バラエティショップ:一部のトイ専門店やバラエティショップで取り扱いあり
※日本市場への本格進出が発表されており、今後、主要都市に旗艦店がオープンする可能性が高いです。
POP MART vs TOPTOY 徹底比較

それでは、両ブランドを項目別に比較していきましょう。
| 比較項目 | POP MART | TOPTOY |
|---|---|---|
| ブランド戦略 | オリジナルIP中心(クローズド戦略) | ライセンスIP中心(オープン戦略) |
| 代表キャラ | LABUBU、MOLLY、DIMOO | サンリオ、ディズニー、クレヨンしんちゃん |
| 価格帯 | 1,200〜2,000円 | 800〜1,500円 |
| 購入しやすさ(日本) | 直営店多数・自販機あり | オンライン中心 |
| 初心者向け | やや中級者向け | 初心者にもおすすめ |
| コレクション性 | 限定品・転売市場活発 | 推しキャラ収集向き |
1. ブランド戦略
POP MART:オリジナルIPによるクローズド戦略。アーティストとの独占契約で、他では買えない唯一無二のキャラクターを展開。世界観の統一感と高いアート性が魅力。
TOPTOY:ライセンスIPによるオープン戦略。誰もが知っている有名キャラクターを高品質に商品化。幅広いファン層にアプローチできる。
2. キャラクターの魅力
POP MART:「これは何?」と思わせる独特なデザイン。知らなかったキャラクターを好きになる楽しさがある。アート性が高く、インテリアとしても映える。ただし、好みが分かれやすい。
TOPTOY:既に知っているキャラクターなので、愛着が持ちやすい。「このキャラのフィギュアが欲しかった!」というニーズに応える。万人受けしやすいデザイン。
3. 価格
価格イメージ(1個あたり)
POP MART |■■■■■■■■■■ 1,200〜2,000円
TOPTOY |■■■■■■■ 800〜1,500円
POP MART:やや高め(1個1,200〜2,000円)。アート作品としての付加価値を考えれば納得の価格。
TOPTOY:比較的手頃(1個800〜1,500円)。初心者や、複数買いしたい人に優しい価格設定。
4. 購入のしやすさ(日本国内)
POP MART:直営店が全国に展開。自動販売機も多数設置。オンラインストアも充実。購入しやすさは圧倒的。
TOPTOY:日本の直営店はまだなく、オンライン購入が中心。海外サイトからの購入は送料や配送期間がネック。ただし、日本の正規取扱店も増えつつある。
5. 店舗体験

POP MART:店舗がギャラリーのようにデザインされており、「見て楽しむ」体験ができる。自動販売機での購入も、ゲーム感覚で楽しい。
TOPTOY:中国の店舗では、開封体験コーナーや撮影ブースが充実。「買って、開けて、撮って、共有する」一連の体験が楽しめる。日本でも同様の店舗展開が期待される。
6. コレクション性

POP MART:シリーズが非常に多く、コンプリート欲求を刺激する。限定品やコラボ商品も頻繁に登場。転売市場も活発で、レアアイテムは高額取引される。
TOPTOY:有名キャラクターとのコラボなので、「推しキャラ」を集める楽しさがある。シリーズ展開も豊富で、飽きがこない。
どっちを選ぶべき?タイプ別おすすめ
| あなたのタイプ | おすすめブランド |
|---|---|
| アート性重視 | POP MART |
| 推しキャラ重視 | TOPTOY |
| 初心者 | TOPTOY |
| 本格コレクター | POP MART |
| 日本で買いやすさ重視 | POP MART |
あなたにぴったりなのは、どちらのブランドでしょうか?
POP MARTがおすすめな人
・アート性の高いデザインが好き
・知らないキャラクターとの「出会い」を楽しみたい
・インテリアとして部屋に飾りたい
・コレクターとして本格的に楽しみたい
・日本国内で手軽に購入したい
・SNS映えする写真を撮りたい
・LABUBUやMOLLYなど、話題のキャラクターが欲しい
TOPTOYがおすすめな人
・サンリオやディズニーなど、好きなキャラクターが決まっている
・できるだけ安く楽しみたい
・初めてブラインドボックスを買う
・子どもと一緒に楽しみたい
・多様なジャンルのキャラクターから選びたい
・「推しキャラ」をコレクションしたい
両方買うのもアリ!
実は、多くのコレクターが両方のブランドを楽しんでいます。「POP MARTで新しいキャラクターとの出会いを楽しみ、TOPTOYで好きなキャラクターを集める」という使い分けも人気です。
どちらも魅力的なブランドなので、予算が許せば両方試してみることをおすすめします。
購入時の注意点
偽物・転売品に注意
人気の高まりとともに、偽物や非正規品も出回っています。必ず公式ストアや正規取扱店で購入しましょう。
フリマアプリやオークションサイトでの購入は、偽物のリスクが高いため注意が必要です。特にシークレットやレアアイテムは、偽物が多く流通しています。
転売価格に惑わされない
人気キャラクターやシークレットは、転売市場で定価の数倍の価格で取引されることがあります。しかし、焦って高額購入する必要はありません。定期的に再販されることも多いので、公式情報をチェックしましょう。
予算管理をしっかりと
ブラインドボックスは、「あと1個」「コンプリートしたい」という欲求が止まらなくなりがちです。事前に予算を決めて、計画的に楽しみましょう。
✔ 世界観重視なら → POP MART
✔ 有名キャラ重視なら → TOPTOY
✔ 価格重視なら → TOPTOY
✔ 日本で買いやすさ重視なら → POP MART
まとめ:自分に合ったブランドで楽しもう
POP MARTとTOPTOY、どちらも魅力的なブラインドボックスブランドです。
POP MARTは、オリジナルキャラクターによる唯一無二の世界観と高いアート性が魅力。日本国内での購入のしやすさも大きな利点です。
TOPTOYは、誰もが知っている有名キャラクターを高品質に商品化し、手頃な価格で提供。初心者にも優しく、幅広い世代が楽しめます。
どちらを選ぶかは、あなたの好みや予算次第。「アートとの出会い」を求めるならPOP MART、「推しキャラとの再会」を求めるならTOPTOYがおすすめです。
ブラインドボックスは、開ける瞬間のワクワク、集める達成感、仲間と共有する楽しさ、すべてが詰まった新しいコレクション文化です。あなたもこの世界に飛び込んで、お気に入りのキャラクターと出会ってみませんか?